第34回 日本創外固定・骨延長学会学術集会 The 34th Annual Meeting of the Japanese Association of External Fixation and Limb Lengthening 2021

ハンズオンセミナー

ご案内

参加登録者はどなたでもご視聴いただけます。

1時間でマスター!
Taylor Spatial Flameを使用した尖足矯正とBone Transportのコツ

日 時
3月27日(土)18:15~19:15
講 師
野坂 光司、河野 哲也、三田 基樹、原田 俊太郎、島田 洋一
秋田大学整形外科

重度の尖足や,難治性感染性偽関節では,正確な矯正や微調整が可能なTaylor Spatial Flameが有用である.

尖足矯正: 純粋にアキレス腱の拘縮を改善しただけでは,矯正されないような重度の尖足は存在する.足関節周辺骨折に重度開放骨折を合併したような症例や,外傷性コンパートメント症候群後遺症といえるような,足関節の関節包周辺が高度に癒着している症例は,アキレス腱延長や軟部組織解離だけでは矯正不足になりやすい.重症尖足においては,強固な固定力を持つTaylor Spatial Flameは距腿関節に牽引力をかけ,歩行訓練を行いながら尖足矯正を行うことが可能である.非常に短いストラットもラインナップに入れてきており,15㎝前後のストラットしかなかった時代は,脛骨遠位にリングがある場合,Taylor Spatial Flameによる尖足矯正は困難で,トラディショナルなリング型創外固定器で行うか,脛骨遠位のリングを少し近位に移動させて設置し直す必要があった.非常に短いストラットの登場により,脛骨遠位のかなりの足関節近くにフルリングを設置した状態のまま,足部をフットリングで固定し,下腿の治療と同時進行で尖足矯正をできるようになった.

Bone Transport 感染性偽関節など, Bone Transport が必要な場面は多い,そのメリットは 骨延長部には血流増加が得られ,遊離皮弁の不成功症例でも,開放創のまま Bone Transport を行うことで,閉鎖創にでき,血管柄付骨移植や Masquelet 法のサルベージとしても有効である. リング型創外固定で Bone Transport を行う場合,どんなに骨欠損が大きくても,全治療過程において全荷重歩行可能である. BonetransportをTaylor Spatial Flame で行うと, 移動骨ドッキングでアライメント調整が必要な場合,ピンポイントでストラットを用いることで,正確な矯正を簡便に行うことができるなど,多くの利点がある.

共 催:スミス・アンド・ネフュー株式会社

運営事務局

一般社団法人 会議支援センター

〒104-0041
東京都中央区新富1-8-6 SSビル3F
TEL:03-6222-9871
FAX:03-6222-9875
E-mail:a-csc@a-csc.org